stiffshoulders肩こり

「長年肩こりが続いている」「最近肩こりが気になり始めた」など、肩こりに対してのお悩みも多く耳にします。酷い方は肩こりのせいで頭痛や眩暈まで引き起こされてしまう方もいます。

肩こりに悩まされている方は驚くかもしれませんが、生涯肩こりを感じたことがない方も多くいらっしゃいます。肩こりに悩んでいる方とそうでない方の違いや原因、対策などご紹介できればと思っています。

肩こりとは

その名の通り、肩が凝ることを言います。肩こりの多くは筋肉が硬くなることで発生しますが、どの筋肉が硬くなっているかを把握する必要があります。多くは、頭頚部から肩にかけて付着している筋肉や肩甲骨の周りの筋肉が肩こりの原因となります。主な筋肉は僧帽筋上部線維・肩甲挙筋・小菱形筋で、これらは後頭骨から肩甲骨、頸椎から肩甲骨に付着している筋肉です。なぜこれらの筋肉は硬くなりやすいのでしょうか。

肩こりの原因

姿勢

肩こりになる原因の1つに姿勢があります。近年スマートフォンの普及や、新型コロナウイルス流行後からリモートワークが続いていたり、同じ姿勢でいることや下を向く頻度が増えてしまったことで、本来あるべき頸椎の弯曲(カーブ)が失われている方が多くいらっしゃいます。これがよく耳にするストレートネックです。ストレートネックのように頭頚部が前方へ突出した状態が続くと、後頭部・頸椎から肩甲骨に付着している筋群に負荷がかかり続け、肩こりに繋がることがあります。

血行不良・冷え性

デスクワークなどで同じ姿勢が続いたり、猫背の状態が続くと、肩関節周囲の筋肉に血行不良が生じ、血行不良が原因で筋肉が硬くなりやすくなります。また、冷房などで身体が冷えたりしても同様の症状が目立ったりします。

ストレスや緊張

資料作成やプレゼンなど、日常業務でストレスを抱えている方が多い社会です。緊張すると、知らない間に肩がすくんでしまったり、動きが委縮してしまうことがあります。このような状態が続くと、筋肉の伸張性が失われ肩こりに繋がる傾向にあります。

女性

肩こりは男性に比べて女性の方がなりやすい傾向にあります。バストの重みにより、肩関節や肩甲骨周囲にかかる負担が大きいとされています。

肩こりになりやすい人となりにくい人

肩こりで悩んでいる方は信じがたいかもしれませんが、肩こりを全くしたことがない方もいらっしゃいます。決して姿勢が良いわけでもなく、1日中デスクワークをしていても肩こりにならない。このような方は肩甲骨の可動域が関係していることが多いです。肩甲骨の動きは、上下左右のみならず上方回旋や下方回旋と言って回りながら可動する特徴もあります。

また、肩甲骨は背面の肋骨上に覆いかぶさって乗っているだけですが、肋骨と肩甲骨を離す可動性も富んでいます。よく耳にする肩甲骨剥しは、肋骨と肩甲骨の密着している状態を剥す施術になります。肩こりになりやすい方は肩甲骨の可動性を向上させるのが、鍵になるかもしれません。

対策

肩こりの対策としては、日常生活で意識することと、ストレッチ、トレーニングが必要になります。日常生活では、姿勢に意識を向け、まずは肩甲骨を寄せながら、背もたれにもたれかけないことを意識して初めてみましょう。夏場は職場の冷房などで肩が冷えやすいので、首から肩にかけて温めておくのも肩こりの対策になります。

トレーニングでは、猫背(巻き肩)を改善させるべく、肩甲骨を寄せるトレーニングであったり、肩甲骨を下方に下げるトレーニングがおススメです。トレーニングに関しては、当院に1度来院していただき、自宅でも行える肩甲骨周囲のトレーニング方法をご指導させていただきます。

ストレッチでは、道具を使わない方法であれば「キャット&ドック」がおススメです。これは少しやり方にコツが必要なので、YouTubeなどで「キャット&ドックやり方」と検索し実施してみてください。見たり聞くだけではどうしても上手くできない方は、是非来院していただき、理学療法士が指導させていただきます。

道具を使ったストレッチ法であれば、「ストレッチポール」がおススメです。使用方法は多くのメディアでも多く取り上げられているので、様々な方法を試してみてください。しかし、1つだけあまり説明されていないことがありますので、紹介させていただきます。

ストレッチポールはやり方さえ合っていれば、身体の変化をすぐに実感できます。まずストレッチポールに乗る前に、畳やフローリングなど硬めの床に仰向けで横になり、自身の背面と床がどのように接地しているか確認してください。その感覚を覚えた状態でストレッチポールに乗り、様々な方法を試してみましょう。

終わったら再度硬めの床に仰向けになり、ストレッチポールに乗る前と乗った後で変化を体感します。もし、変化が感じることができない場合は使用法やストレッチの方法が間違っている可能性があります。変化が体感できなかった方はストレッチポールの使用方法を当院で指導させていただきますのでお気軽に立ち寄りください。

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