「腰が痛くて立っていられない、長時間座っていられない」「腰痛に対してどのような運動やストレッチをしたらいいかわからない」など、腰痛に対して悩んでいる方は多いかと思います。
腰痛の原因や特徴、禁忌事項、運動やストレッチをご紹介します。
特徴
腰痛の出やすい方の特徴としては、背面のストレッチ性低下や反り腰、長時間のデスクワークや長距離ドライバーが多く挙げられます。
中でも反り腰の方は腰痛に陥りやすく、早期に反り腰を修正することが腰痛軽減の鍵になります。
原因
腰痛は大きくわけて2つに分類されます。画像診断や血液検査などで原因が特定できるものを「特異的腰痛」と呼び、腰椎圧迫骨折や椎間板ヘルニア、癌転移などが例として挙げられます。
原因が特定できないものを「非特異的腰痛」と呼び、筋緊張や悪い姿勢、ストレスなどが挙げられます。
全体の約85%が原因の特定できない「非特異的腰痛」に分類されています。
非特異的腰痛は、骨のアライメントや姿勢、筋力、生活習慣による要因が多い為、当院の理学療法士が患者様の背景や姿勢、筋力や歩行動作を評価し、原因を追究していきます。
急性と慢性
腰痛は痛みが出現し始めてから4週未満であれば「急性腰痛」、3か月以上経過している場合は「慢性腰痛」と区別されます。急性と慢性の間は「亜急性腰痛」と呼びます。
消炎鎮痛(湿布)
打撲や痣による痛みが出現すると、まず頭に浮かぶのが湿布だと思います。
湿布には、「冷湿布」と「温湿布」がありますが、どっちを貼ったらいいのか悩んだことはありませんか?
結論、どちらも効能は一緒です。自身が心地よいと感じる湿布選びで大丈夫です。
腰痛の対策
腰痛の対策としては以下のものがあります。
- 安静
- 温熱療法
- 体操療法
- 姿勢改善
- ストレッチ
- 薬物療法
- 牽引療法
- ブロック療法
- 手術療法
当院では上記の中で理学療法士による、体操療法、ストレッチ、姿勢改善、医師の処方による薬物療法で様々なメニューを提供し、少しでも腰痛の緩和をお手伝いさせていただければと考えています。
1度来院していただき、自宅でできる運動やストレッチを指導させていただきます。
1人では継続が難しいという方は、無理のない範囲で通院いただくことで継続率が上がります。
一緒に腰痛を改善させていきましょう。