白玉点滴

白玉点滴は、「グルタミン酸」「システイン」「グリンシン」と、3つのアミノ酸から構成されているグルタチオンを主成分としています。グルタチオンは経口摂取での吸収率が低いため、点滴投与が一般的です。
強力な抗酸化作用とメラニン色素を抑制してくれる働きがあるため、おもにシミやくすみの改善、身体の酸化を予防する特徴があります。グルタチオンはお肌のトータル的な悩みを改善するほか、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを無害化してくれる効果が見込めます。
また、グルタチオンに含まれているアミノ酸は、すべて体内で生成されている成分です。ビタミンCの不足や老化、ストレスなどで生成が制限される上に、胃腸では吸収されにくい性質を持つため、点滴で効率良く摂取する必要があります。
白玉点滴のメリット
-
Merit01
美白・アンチエイジング効果
白玉点滴に含まれているグルタチオンには、すでにある濃いメラニンを明るい色に変換してくれる作用があり、美白効果が期待できます。
抗酸化作用もあるため、活性化酸素の発生を防ぎ、細胞の老化を抑えてくれるため、アンチエイジングにも効果が見込めると言われています。
-
Merit02
二日酔いの改善
グルタチオンが二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを無害化してくれるため、二日酔いを改善してくれます。点滴後から二日酔い症状が緩和されていると実感できるでしょう。
-
Merit03
アレルギー症状の緩和
抗酸化作用による免疫力の活性化によって、アレルギー性疾患の症状が緩和される効果も見込めます。グルタチオンに含まれているヒスタミンが血中に急増すると、身体は炎症性物質の生成を抑制するため、くしゃみや鼻水といったアレルギー症状が緩和されるためです。
白玉点滴のデメリット(リスク・副作用)
-
Demerit01
白玉点滴のリスク・副作用
白玉点滴は、体内で生成されているグルタチオンを使用しているため、比較的副作用が少ないとされています。懸念される点としては、空腹時の点滴により吐き気が生じること、点滴投与時の血管痛などです。
-
Demerit02
高濃度ビタミンC点滴が受けられない方
肝機能や腎機能が著しく低下している方は、グルタチオンの排出がされにくい懸念点もあるため、白玉点滴を打てないケースがあります。ご不安な方は、治療を受ける前に当院で血液検査や画像診断を受けていただけます。
治療の流れ
-
Step01
カウンセリング
医師またはスタッフが、現在のお肌の状態やご希望を丁寧にお伺いします。 持病や服薬状況なども確認し、点滴の適応を判断します。
-
Step02
点滴準備
点滴に使用する薬剤の内容を説明し、同意書へのご署名をいただきます。 リラックスできる環境で、点滴の準備を行います。
-
Step03
点滴施術(約30分)
腕の静脈から点滴を行います。 施術中は座ったまま、スマートフォンを見たりお休みいただくことも可能です。
-
Step04
終了・ご帰宅
点滴終了後はそのままご帰宅いただけます。 ダウンタイムはほとんどなく、当日から通常通りの生活が可能です。